2012年5月13日 (日)

「Biombo(屏風)囲ひ」披き-20120513

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この1週間ハマっていたファイバー製の「Biombo(屏風)囲ひ-Mk.1」の試作がやっと完成して、
早速、客を招いて囲ひ越しに窓外の黄金色の夕暮れを眺めながら到来の菓子の茶を楽しんだ。

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だちくゎん会記 二〇一二年 皐月十三日

 

 囲ひ披きの茶(立礼、菓子・濃茶・続き薄) 客 着付師匠・悠弟子 風雲居にて

 

囲ひ Biombo(屏風)囲ひ-Mk.1(強化紙ロール製) だちくゎん作

 鳴子百合、都忘れ 師匠庭より到来

花入 故銅経筒(比叡山西教寺の雨樋にて)    大津 釜谷明和造

立礼卓 「タワフル有楽(Tafel Uraku)」風炉・水屋洞庫 だちくゎん作

風炉 船縁板風炉 だちくゎん作

敷板 灰釉 だちくゎん作

 手取釜 常什

水指 南蛮鬼桶 大草窯 だちくゎん作

茶入 南蛮焼締 銘「右近」(遠州緞子仕服に入れて)

茶杓 銘「にはけいこ」 だちくゎん作

主茶碗 黒織部クルス文沓 美濃白土窯 田中鉱治作

 唐津蛇蝎手釘抜文沓 銘「げんごろう丸」 唐津唐玄窯 島谷啓介作

 御本写 銘「臨池亭」(東本願寺在判)  祖父江照道師より

濃茶 銘「上別儀」 升半 松柏園詰

菓子 「花籬」 長崎 松翁軒製

菓子器 苺文ギヤマン鉢 宗敬遺贈 亜米利加製

建水 木地曲内黒

蓋置 青竹引切 だちくゎん作

薄器 真塗大平棗

薄茶 銘「銭亀祭」(信貴山千手院献茶) 師匠より到来 富光園詰

干菓子 蜜柑皮砂糖煮、鼓樂ほか 師匠より到来

 

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2012年5月 6日 (日)

端午の菓子の茶-20120505

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ようやく雨が上がって五月晴れの新緑が瑞々しい端午の節句の午下がりに、思いがけなく長崎から到来した「唐灰汁(トーアク)チマキ」(灰汁に浸した餅米を円筒の晒木綿袋に詰めて茹で、糸で輪切りにして白砂糖・黒砂糖蜜・きな粉をまぶして食する)のほろ苦くも懐かしい味を馳走に急遽、初風炉の構えにしつらえた不時・菓子の茶事で遠くの贈り主を相手に一客一亭のお相伴。

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だちくゎん会記 二〇一二年 皐月五日

端午の菓子の茶(風炉立礼・濃茶、続き薄) 風雲居にて 

 卯の花

花入 アケビ蔓蕪籠  

立礼卓 「タワフル有楽(Tafel Uraku)」風炉の構えで だちくゎん作

風炉 船縁板風炉  だちくゎん作 

 手取釜 常什

敷板 灰釉  だちくゎん作

水指 青釉壷  広州民窯

茶入 南蛮焼締 銘「右近」(遠州緞子仕服に入れて)

茶杓 銘「にはけいこ」 だちくゎん作

茶碗 御本写 銘「臨池亭」  祖父江照道師より

 唐津蛇蝎手釘抜文沓 銘「げんごろう丸」 唐津唐玄窯 島谷啓介作

濃茶 銘「上別儀」 升半松柏園詰

菓子 「長崎チマキ」 きくこ宗匠より到来

菓子器 苺文ギヤマン鉢 宗敬遺贈 亜米利加製

建水 木地曲内黒

蓋置 青竹引切突通し だちくゎん作

薄器 溜塗金竹中棗 祖父江照道師より

薄茶 銘「青嵐」 宇治小山園詰

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2012年4月24日 (火)

青嵐の茶会-20120422

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              名古屋城本丸、御深井丸「猿面の席」
桜も散りはてる春の嵐の中、雨に濡れる新緑の名古屋城内御深井(おふけ)丸の茶室群を借り切り、当尾州有楽流宗匠の米寿と結成十周年を寿いで茶会が決行された。
濃茶・薄茶の各席での織田信長とその弟である長益有楽斎にまつわる道具組による古格の点前は当流社中にも雨の中参席された客にとってもまたとない眼福とおもてなしだったろう。
それに「茶室ジャック」と称して各地にひっそりと遺る有名無名の茶室群を現代に活用できぬものかと秘かに企む身としては千載一遇、 前日から木戸ご免のお庭番になりきって非公開の路次・庭を掃除しながら天平伽藍石蹲踞・飛石からタンポポ・スミレなど草花・樹木に至るまでじっくり観察できた。
そして念願の清洲城時代の信長と藤吉郎の逸話に因んだ古田織部の作事を戦後になって忠実に復元された旧国宝「猿面の席」の外観のみならず四畳半大目の茶室の織部の作意もつぶさに実感することができたのが嬉しかった。
(報道詳細:http://messengerboat.cocolog-nifty.com/cargo/

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                                                                        寄付「又隠席」での道具組拝見

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                                  濃茶席「猿面の席」の床、大目構え

有楽流如翠会結成十周年記念茶会 会記

 二〇一二年卯月二十二日

 於 名古屋城茶苑

 

 寄付    又隠席

 訥言筆 麦穂之図
(軸前ニ道具荘ッテ拝見)

 香合 志野 鏡摘 (坂井弘風作ノ織田木瓜形糸組釜敷ヲ敷イテ)

  御題香 銘 「岸」 志野流 蜂谷宗玄好

 茶入 唐物大海 銘 「田子の浦 」 松浦鎮信箱書、古筆了仲極書

 仕覆 名物裂 笹蔓緞子

  唐物四方 蝋色七宝文螺鈿

 茶碗 瀬戸伯庵(青海波金蒔絵ニテ繕イ)

 茶杓 有楽斎作 共筒 小堀宗中箱、古筆了仲極書
         (如庵移設記念袱紗ニ載セテ)

 

 濃茶席 猿面の席(四畳半大目)

 有楽斎手簡「尊書、殊明後三日之昼 於伏見御茶可給之由」云々
                                                              古筆了延・了意極書

  表装 織田貞置(信長孫)好(中廻・風袋 縹色地印金、一文字 古金襴)

 大井戸茶碗 銘「九重」 信長ヨリ有楽斎拝領(床ニ荘ッテ)

 花入 竹一重切 銘「村雨」 芦泉松本見休(尾張侯茶堂)作 在判・箱書
                                                              山本道伝所持

  季のもの

  有楽斎所持 濡烏尾垂 写 紹鴎ー有楽斎ー尾張徳川家ー鈍翁伝来

 炉縁 時代 沢栗

 水指 瀬戸一重口 

 茶入 黒織部

 茶碗 井戸 銘「枯露」 内藤家伝来

  袱紗 名物裂「富田金襴」 猿庵富田重助箱

  古萩 井戸

  唐津 金海猫掻手

 茶杓 心空庵六代平尾数也(尾張徳川家数寄屋頭)作 共筒・箱

 建水 古備前

 蓋置 古銅墨台

  銘「柳城ノ昔」 碧園詰

 菓子 銘「忘れ水」 芳光製

 菓子器 黄瀬戸台鉢

 


薄茶席 書院広間

 元信印「山水楼閣図」

 床脇 青磁硯屏 玉取獅子龍文

 違棚 香炉 古瀬戸印花

 

 花入  信楽擂座 銘「みやこ蓮華」                           秋元家伝来
                                                 片桐石州箱・蓋裏ニ和歌色紙

 「駿河なる雪の峰よりさすらひくるほとけのおろしげんげまんだら」

  季のもの

  真形七五桐文 鋳込銘「正伝院常什 三過老人(織田貞置)写」
                                                                        正伝院伝来

 炉縁 真塗 織田木瓜・五三桐文蒔絵

  牡丹棚 有楽好

 水指 南京染付絵替四方

 薄茶器 御紋棗 「伏見御所ヨリ」 神楽岡不入 箱書付

 茶杓 織田貞置公作・共筒

 茶碗 蕎麦 銘「雪柳」

 蓋置 高取 三ッ葉

 建水 木地曲内朱

  銘「金鯱ノ青」 碧園詰

 菓子 銘「すえ廣」 芳光製

 干菓子 二種 銘「荒磯」「四海波」

 干菓子盆 桑足打折敷 不老亀蒔絵 春正在判

 

 煙草盆 時代網代塗蓋

 火入 織部筒唐草文

 莨壷 古七宝 鳳凰文

 煙管 時代宣徳

 

 点心席 書院次の間ニテ

 冷泉為忝筆「業平図」

                   「蔵人所衆関白直盧預従五位下行式部少丞菅原為忝」落款

 点心 上京 調製

 

 織部堂

 竹田益州筆  円相「露堂々」

(月谷初子作陶彫像ヲ荘ッテ)

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2012年4月15日 (日)

春の整備-20120414

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4/14(土)雨のち寒風のち晴れ
09:00よりクルー・助っ人10名の皆さんが大挙して集まり愛艇を上架して久しぶりの春の大整備。
海苔がついているけれど水温が低かったせいか意外にも滑らかな船底をジェットと手で汚れを落とし、冷却水取り込み孔にしっかり棲む牡蠣や貝殻取りにハマって作業終了。
正午ころから雨が上がり寒風の中、クルーの一人をクレーンでマストまで宙吊りにマストトップを点検、Windexほかマスト灯のカバーが飛んでいるのを発見。その後、クラブハウスで愛妻弁当を皆で分け合って昼食後、両舷ウィンチの調整も済ませ下架して、独り船中泊のクルーと名残を惜しみながら16:00解散した。

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2012年3月28日 (水)

春の小川-20120327

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ようやくうららかに晴れた午下がりに、近くの東山丘陵を探検した。平和公園に隣接するこの一帯には広大な里山が遺っていて、幻の名古屋オリンピック誘致の際にメイン会場候補地としてアワヤとゆうところ、幸か不幸か誘致がコケてひっそりと放置されて春には花咲き乱れる秘密の園として知る人ぞ知るお宝だった。
この里山が一昨年のCOP10以来脚光を浴びてやたら小奇麗に整備されてきたのは痛し痒しだけれど、地下水を汲み上げて流し始めた小川のせせらぎや小さな棚田はヒットで、植生など環境が落ち着くにつれてトンボや小鳥などの楽園になるのが楽しみ。

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2012年3月19日 (月)

春雨のレース-20120318

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3/18(日) 3月ポイント/合同レース(FC・HYC・KYC・亀崎共催)にクルー6名が集合。
09:30艇長会議の後、レース参加のクラブバージとともに1年前の「3.11大震災」の北の海に想いを馳せエールバージを掲げて出港しコミッティ艇はじめ各クラブ25隻の参加艇とともに曇り空、北北西の微風で波もないレース海面を11:00 スタート。コミッティ艇傍から5番手で抜け出して上マークへ向かい順調にマーク回航後はスピンを揚げて今日の青コースの「一色沖ブイ」を目指したが、雨も降り出すし風が北東に振れて落ち始めて油のような海面に、メタボ気味の我が艇には最も苦手な状況になってしまった。
メゲズにジャイブを繰り返しながら正午頃に「一色沖ブイ」を回航。せめて日頃の怒声飛び交う修羅場と違うひねもすレグを楽しむ。右往左往する後続5、6艇群から抜け出して前方に霞む先行艇群を追っかけて北に西に振れる風に合わせてマメにタックを繰り返しながら13:58:38フィニッシュラインに辿り着いて春雨の3月ポイントレースを終了(着順・修正ともに知りたくないノ〜)。
帰港後はそれでも旬のたらの芽天麩羅・手羽先の弁当に加えて往年のパティシェ手作りの胡桃入りチョコケーキ、話題は頻尿をテーマに盛り上がったのでした(食べるのに夢中でメニュー撮影を忘れ残念!)

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2012年3月11日 (日)

黙祷-20120311

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中川運河を考えるシムポジウム・パーティで水辺のこれからが話題になった後、会場の金山ボストン美術館・都市センターのエントランスで「3.11」を追悼する若者のキャンドルと音楽のインスタレーションにまずは黙祷、昼間訪れた平和慰霊塔の梅を捧げる。

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2012年3月 2日 (金)

半島紀行-20120217〜22

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2/17:名古屋発0737(のぞみ1号)で博多の友人たちの寄合に駆け込んで、懐かしい顔触れに和みながら昼食の後、慌ただしくJR長崎本線(かもめ)で諫早へ。今度は島原鉄道の黄色いワンマンカーに乗り込んで学校帰りの中高生たちとのんびりと車窓の有明海や島原半島の景色を眺めながら黄昏の島原は海辺の「南風楼」(眼前の海が絶景の老舗)に辿り着いて宿泊。海の幸に満足。その後の法事では見知らぬ一族郎党にも船乗りが多く船や海の話に盛り上がる。
2/20:海路で対岸の大牟田に渡って太宰府経由で恩師に再会。夜に博多に戻りおとなしくソラリア泊。


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2/21:JR日豊線ソニック号で国東半島の杵築へ。よく遺された城下町の街並みがひっそりと佇んでいた。海辺の熊野にアトリエを建てて名古屋から隠棲している夫婦宅に転がり込んで寒い夜を薪ストーブの炎を眺めながら過ごす。
2/22:冷たい雨の中を国東半島探訪へ。豊後高田市田染蕗の「富貴寺」では九州唯一の阿弥陀堂様式の大堂と内陣にまします素木の阿弥陀如来像が佳かった!街道沿いの寺を巡って初めて訪れた宇佐八幡宮では神妙に四拍手してみなさんの武運長久を祈願してようやく半島巡りの旅を終え、今度は空路・海路で臼杵の奥深く六郷満山を巡ろうと期しながら小倉経由で深夜帰名しました。

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2012年1月21日 (土)

寒中の茶事-20120121

寒に入って閉じ籠りがちな日々に、遠近の人々を想い浮かべながら茶事の実験。

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だちくゎん会記 二〇一二年 睦月寒の入

 

寒中の茶事(立礼) 風雲居にて

 

(濃茶・続き薄)

 

 寒菊

花入 古銅経筒(比叡山西教寺の雨樋にて大津 釜谷明和造

立礼卓 「タワフル有楽(Tafel Uraku)」、向炉の構えで だちくゎん作

 手取釜 常什

水指 南蛮鬼桶 だちくゎん作

茶入 肩衝尻膨(輪違文仕服に入れて)

茶杓 銘「にはけいこ」 だちくゎん作

茶碗 丸文焦志野 朝春窯製

 黒瀬戸筒  祖父長仙作

濃茶 銘「「後昔」 升半詰

菓子 柚子八つ橋ほか 京聖護院製ほか

菓子器 檜木地四方盆 智彦造

建水 曲内黒

蓋置 青竹引切 だちくゎん作

茶器 真塗平大棗

薄茶 銘「清苑」 碧園詰

 

懐石 四つ椀・吉野椀に盛って  なだ万・だちくゎん試作


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2012年1月18日 (水)

新年のポイントレース(FC・KYC共催)-20120115

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1/15(日)09:00 クルー・助っ人の9名が集合。昨年優勝の我が艇は新年早々コミッティ1番手のお礼奉公。
09:30 艇長会議後、マークやフラグを積み込み出港し、矢作河口ブイ北のスタート海面に向かう。
冬の曇り空の下、ほぼ北西からの寒風に直角に長めのスタートラインを設定して待つうちに参加14艇が集まってきた。
11:00定刻にスタートラインの設定も良かったのか順調にスタートして真上りの上マークを目指していった各艇を見送って10分後に我がメルキュールも抜錨してNo.3ジブ・フルメインで艇群の後を追う。
最後尾の艇群に追いすがって上マーク回航、スピンを揚げて「一色沖ブイ」を目指す。やがて艇団に飛び込んでブイを回航し、北に振れる8m前後のブローの中を真上りのレグでフィニッシュのコミッティ「Mossy Tie」の待つゴールを目指し12:47:50フィニッシュ(修正1位か?)
マークを回収して戻り、キャビンで例によって差し入れの弁当やトン汁に暖まりながら新年を祝い写真を撮って15:00解散。愛艇ともどもクルー・助っ人の皆さんお疲れさまでした本年もよろしく!

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